カードゲームを自作する5 【ボール紙でカードを作る】

先日「瑪瑙の剣(めのうのけん)」というカードゲームの
テスト用カードを作りました。

コピー用紙に印刷しただけだと
カードをきるのが大変だし、
印刷もあまり綺麗でないので、盛り上がらないというか。

カードや付属品の演出あっての
アナログゲームだなあとつくづく思います。

で、このカードが結構うまくいったので
作り方を書いておこうと思います。

まず【プリンタ用紙比較】でご紹介した
「EPSON スーパーファイン紙」にカードの絵柄を印刷し
「白ボール」と呼ばれるボール紙に糊付けします。

糊は普段使っている「消えいろPIT」。
(2015.08.30追記 テスト後すぐに貼りかえられるよう、貼って剥がせる糊も使っていました)

白ボールは、調べた中で一番安かった
Joynova」さんで購入しました。

5-1

2枚の紙が重なった状態で、カードサイズにカットしていきます。
カットには、ゲームマーケット用に購入した裁断機を使いました。
カッターでも切れると思いますが、厚みがあるのでご注意を。

↓うちで使っているのはこれです。

最後に、コーナカットパンチで角を丸くします。
私は無印良品のものを使いましたが、もう廃盤になるそうで。
(2015.08.30追記 剥がせる糊で貼りかえるなら、角丸にしないほうが便利です。)

5-2

こんな感じの商品です↓

できあがり。

5-3

いま作っている「瑪瑙の剣(めのうのけん)」は48枚のカードゲームなので
全枚数重ねると結構厚みがあります。2.6cmくらいでした。

5-4

↑他のカードは角をカットしていません。
テスト用でないなら、カードの裏面を貼ってもいいですね。

(2015.08.30追記)
強度があまりないので、テスト用以外にはお勧めしません。

印刷会社のカードは、表面にニスやPP(ツルツルのコーティング)を貼って強度を高めていますが、
さらにスリーブ(カードと同じ大きさの透明袋)に入れる人が多いくらいで、
カードは机と擦れたりして、結構消耗するからです。

テスト用であれば、十分だと思います。

折れ曲がったりはしませんし、
厚くなるので少しやりにくいですが、カードを切ることもできます。
今回剥がせる糊を使用しましたが、1、2回のテストでは剥がれませんでした
(テストする度に内容を変更して貼り直していました)。

☆名刺用紙で検討した時の様子は【自宅でカード印刷】をご覧ください。

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